愛猫の老化のサインを見逃さないで!ケアの方法についても説明
人も猫も年齢を重ねるとどうしても老いてきてしまいます。
これは生きているうえでは、どうしようもないことですよね?
老化が始まると、年を重ねるごとに老化の症状が進み、認知症や足腰の弱りといった症状や様々な病気にかかりやすくなってしまいます。
ここでは、シニア猫のケアの仕方や気配りについてご説明しています。
猫の老化のサインを見逃さないで!
猫は生後1年で人間の15歳に相当し、生後2年で24歳となりその後は1年ごとに人間の約4倍のスピードで年をとります。
個体差はあるものの猫の老化は生後7歳頃から始まります。
徘徊や夜泣きが始まる前に、私たちができることといえば、毎日のご飯やサプリメントなどで予防を始めてみるのは大切かもしれません。
猫の寿命について知っておきましょう
最初に説明もしましたが、猫の年齢は人間よりも早く人間でいうと1年で15歳ほども年をとってしまいます。
共に生活をしているとあっという間かもしれませんが、野良猫は平均5年、家猫はキャットフードの改良改善やサプリメントの普及により寿命は年々伸び平均15年と言われています。
こんな4つのサインが見えたら老化現象のはじまりかもしれません
- 寝ている時間が長くなり、飼い主様を迎えてくれていた猫がお迎えに来てくれなくなり、走るよりも歩く頻度が増えます。
- 嗅覚が悪くなり、トイレやごはんへの反応が悪くなり粗相をしてしまいます。
- 白内障が進行し視力の低下が発生し、物にぶつかることが多くなります。
- 運動不足により爪が伸びやすくなり、毛ずくろいをしなくなると毛のツヤがなくなります。
こんな4つのサインがあれば、老化が始まってきているサインです。
愛猫と毎日しっかりコミュニケーションをとり、愛猫の変化に気づいてあげることが大切です。
老猫の第五疾病にも注意が必要
肝臓機能の低下、骨や関節の病気、心臓病、便秘や尿結石、歯周病や口の中の病気が高確率でかかりやすく、その他にもホルモン系の疾患や腫瘍ができやすくなってきます。
便秘や尿結石は老猫に限らず去勢、避妊施術を行うとできやすくなることから日々のキャットフードなどで予防することをお勧めします。
キャットフードやサプリメントで予防できる病気もありますので是非探してみて下さい。
老猫・シニア猫のケアについて
毎日の観察がとても大切です。
キャットフードのシニア用やウエットフードに水を入れ水分補給を促したり、年に一回の健康診断とサプリメントで日ごろのケアを行いましょう。
愛猫が寝ている時は邪魔をせずゆっくりと寝かせてあげましょう。
老猫は毛繕いをしなくなってきますので、ブラッシングをしてあげたり入浴は避けウエットシートや温タオルで全身を拭いて綺麗に拭いてあげましょう。
体調の変化に注意する
猫は痛みを我慢したり体調不良も声には出してくれません。
寝ている時間が増えるとご飯とトイレにしか行かないことが増えますので注意が必要になります。
節々が痛いこともありますのでむやみに抱っこをしたりしないことと、食事の際にいつもと違う食べ方をしていないか、食事量が減っていないかなど日々の観察をしっかりと行いましょう。
トイレや寝床の位置に気配りをする
猫は臭いでトイレや餌場を確認しています。
老猫になればなおの事、目が悪くなってしまいますので臭いで判断しています。
そのため粗相をしてしまうことが増えます。
トイレの位置を寝床から近いところに置いてみたり通り道に置いてみたりと台数を増やしてみるのも一つの手です。
食べやすいご飯やサプリメントを与える
サプリメントにはカツオの風味が付いているものもあり、粒もそれほど大きくはありません。
うちの猫には粒が大きいという場合は砕いてチュールに混ぜて与えてみましょう。
チュールが苦手な猫もいますので、固形の薬同様に水に溶いて与えると良いです。
キャットフードもシニア向けだと粒が小さいものが多く、ウエットフードもシニア向けはフレークが小さく与えやすいですので年齢に合わせたキャットフードを与えましょう。
サプリメントは値段はメーカーによってもバラツキはありますが、かかりつけの獣医師と猫の体調の相談をしながら選んでみると安心して与えることができ、体調管理もしっかりと行えます。
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まとめ
人間よりも老いるスピードが速く人間の人生ではあっという間の時間に感じます。
日々を共に過ごす家族ですので、一日一日を猫の健康のために寄り添って考えていくことが大切です。
シニアにるとなおの事、介護が必要になるので日々の体調管理をしっかりと観察しなければなりません。
愛猫とともにハッピーライフを送りましょう。