
ドッグフードを選ぶときの4つの基礎知識【初心者必見】
「大切な愛犬にどんなドッグフードを食べさせたらいいの?」
ドッグフードの種類が多すぎて、何がいいのか分からない飼い主も多いと思います。
安心で安全なものを選び、ワンちゃんの健康を守ってあげられるのは飼い主だけです。
ここでは、そんなドッグフードで悩まれている方へドッグフードの選び方をまとめています。
ドッグフード選びで悩むこと
愛犬のカラダと健康にやさしいドッグフードを選ぶには、次の4つのポイントが重要です。
- 外国産と国産の違い
- 必要な栄養素が含まれていること
- 添加物や保存料について
- グレンフリー(穀物不使用)であること
では順をおって説明していきます。
ポイント1:ドッグフードの外国産と国産の違い
ドッグフードは国産に比べて外国産の方が厳しい基準をクリアしています。
例えば、原材料に使われる肉一つとってみても、外国では人間も食べられる肉でないと許可が下りません。
肉メインの動物性たんぱく質を主原料に使うことが多い外国産に比べ、国産には動物性たんぱく質の吸収を阻害する穀物を主原料にしているものが多いといわれています。
ただし、外国産だから安全、国産だから危険というわけでは決してありません。
パッケージ裏面の原材料欄をチェックして、納得いく安全性のものを選ぶように心掛けましょう。
ポイント2:必要な栄養素とは?
ワンちゃんは肉食動物なので、肉の主要栄養素である動物性たんぱく質がたっぷり必要です。
血液・筋肉・臓器・皮膚などを形成する役割があります。
ホルモンや免疫系統の生成にも関与している栄養素です。
しかし、大豆など植物性たんぱく質や穀物は、消化器官に負担がかかるため、主原料には向きません。
穀物を主原料にしたドッグフードは避けましょう。
ポイント3:添加物や保存料について
人間の食べ物同様、犬も食物添加物の摂りすぎは健康を害する恐れがあります。
ペットフード安全法により、使用されるすべての原材料には表示が義務付けられているので、パッケージをチェックしましょう。
ただし、添加物や保存料はドッグフードの鮮度を保ったり、風味を付けたりする役目を果しています。
規定の範囲内であれば、過度に避ける必要はありません。
ポイント4:グレンフリー(穀物不使用)って何?
小麦やトウモロコシ、米などの穀物全般を全く使わない「グレインフリー」のドッグフードが注目を集めています。
すべての犬にとって、穀物は消化が困難な食べ物です。
特にトウモロコシや小麦は、「涙やけになる」「皮膚が炎症を起こす」など、犬がアレルギーを発祥する恐れもあり危険です。
また、穀物メインのフードは低たんぱく高炭水化物となり、栄養面でも不安が残ります。
犬のアレルギーを未然に防ぐには、グレインフリーのドッグフードを選べば安全です。
愛犬のご飯について、やってはいけない事
ここでは、愛犬のご飯についてやってはいけないことを説明しています。
これをしることで、しっかりした知識をつけて、愛犬とのより良い関係性を築いていきましょう。
手作りドッグフードはダメ
愛犬への愛情のしるしとして、生の肉や野菜をそのまま使った手作りのご飯をあげたくなるときもありますが、
犬の栄養に関する専門知識を有してない限り、手作りフードを与えるのはやめましょう。
それは、犬が必要とする栄養バランスを手作りで実現することは容易ではないからです。
生の食材には病原体が含まれる可能性もありますが、市販のドッグフードは対策が取られています。
本当にワンちゃんを大切に思うなら、ドッグフードにしてください。
犬に与えてはいけないもの
愛犬がいくら欲しがったとしても、人間の食事を与えることはやめましょう。
栄養バランスが崩れ、健康維持に影響を与える可能性があります。
チョコレートなども甘い香りに誘われて犬が食べたがることがあるかもしれませんが、場合によって過剰な興奮や昏睡状態、最悪の場合、死につながることもあるので、絶対にやめましょう。
また、玉ねぎ、ネギ、ニラ、らっきょう、にんにく、ぶどう、レーズン、アボカド、アルコール類は危険性が高いため、誤って口にさせないように気を付けましょう。
愛犬には、しっかりドッグフードを与えましょう。
まとめ
ドッグフードは愛犬の健康維持、元気なカラダでいるために重要なものです。
たくさんの種類があるドッグフードの中で、大事な4つのポイントを抑えて、愛犬に合った本当に必要なものを選びましょう。
安心・安全なものを選び、愛犬の健康を守ってあげられるのは飼い主だけです。